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「ブランドイチゴを目指したけど、高値で売れない…」と困っていませんか?

世はまさにブランドイチゴ戦国時代!

日本中にブランドイチゴが溢れかえっています。

あなたもそんなブランドイチゴブームに乗ろうとして、オリジナルの名称でイチゴを売っていませんか?

イチゴ農園の経営者、新規就農者、異業種からの農業参入企業、都道府県のオリジナルイチゴ担当者など、いろんな方がイチゴのブランディングで悩んでいます。

  • ブランドイチゴを作ったけど、高値で売れない…
  • ブランドイチゴを作りたいけど、どうすればいいのかわからない…
  • イチゴのブランディングってなんだろう??

このような悩みがある方向けに、高く売れない名前だけブランドイチゴの特徴10選を紹介します。

この記事を最後まで読むと、ブランドイチゴを高値で販売する秘訣がわかり、イチゴのブランディングに成功できます。

1. イチゴの名称が良くない

ブランドイチゴの名称が良くないのではないでしょうか?

特徴を連想できるネーミング

ブランドイチゴを作るときは、そのイチゴの特徴を連想できる名称を付けましょう。

覚えやすいネーミング

ブランドイチゴは覚えやすい名称でないと覚えてもらえません。

覚えやすい名称を付けましょう。

名称は商標登録する

名称の候補が決まったら、商標登録できるか調べましょう。

商標登録は「先願主義」なので、早い者勝ちです。

カテゴリごとに登録するので、将来利用しそうなカテゴリを抑えておきましょう。

2. ブランドコンセプトが良くない

ブランディングには、ブランドコンセプトが重要です。

ブランドコンセプトとは

ブランドコンセプトとは、そのブランドのコンセプトをまとめたものです。

一言のコピーでまとめる場合もありますし、1枚の資料や映像で表現する場合もあります。

  • 想定顧客は?
  • 顧客のこのイチゴの用途は?
  • 顧客がこのイチゴを買う理由は?
  • なぜ、このブランドを作った?
  • 他のブランドとの違いは?
  • キャッチコピーは?
  • イメージカラーは?

ブランドコンセプトで一貫性を持たせる

ブランドコンセプトを決めることで、名称やパッケージ、説明文、価格帯などに一貫性を持たせることができます。

ブランドコンセプトが固まっていないと、消費者にチグハグな印象を与える、名前だけのブランドイチゴが出来上がります。

イメージとしては、「3種類の具のおでん」です。

中央にぐさっとブランドコンセプトがあれば、どんな具材でもまとまります。

3. パッケージが良くない

ブランドイチゴにとって、パッケージは重要です。

購入前に伝えられる情報

パッケージはイチゴを購入する前に伝えられる貴重な情報源です。

パッケージがない場合、消費者は「イチゴの見た目だけ」で判断することになります。

パッケージがあれば、消費者はパッケージからもブランドの情報を得られます。

  • ブランドの名称
  • ブランドの世界観、雰囲気
  • 用途
  • 高級そうか、お買い得そうか

用途に合ったパッケージ

イチゴのパッケージは、パックや段ボール箱、化粧箱、桐の箱などがあります。

どのパッケージを使うかは、そのイチゴの用途で選ぶようにしましょう。

4. 価格設定が中途半端

ブランドイチゴの価格設定が中途半端になっていませんか?

店頭の棚価格は松竹梅

スーパーや高級果物専門店の場合、店頭の棚には松竹梅の3つの価格帯を用意することが多いです。

例えば、スーパーでは以下のような価格帯が多いです。

①398円の格安イチゴ(梅)

②650円の普通イチゴ(竹)

③1,200円の高級イチゴ(松)

高級果物専門店では、以下のような価格帯が多いです。

①4,980円の格安イチゴ(梅)

②12,000円の普通イチゴ(竹)

③20,000円の高級イチゴ(松)

あなたのブランドイチゴは、この価格帯のうちのどの棚に並びますか?

販売したい店頭の棚の価格と、価格帯がズレていませんか?

用途やパッケージと価格の一致

価格は顧客の用途やパッケージの雰囲気とも一致させましょう。

顧客が1万円くらいの価格帯の贈り物をしたい場合は、桐の箱や化粧箱が必要です。

イチゴのパックや箱は高級な雰囲気である必要があります。

また、ブランドコンセプトとの一致も重要です。

競合になるイチゴや果物が決まる

価格が決まると、競合になるイチゴが決まります。

例えば、あなたのイチゴを1パック5,000円で販売する場合、1パック500円のイチゴは競合にはなりません。

顧客は5,000円のイチゴと500円のイチゴのどっちにしようか悩まないからです。

次に、1個5,000円の高級柿や、1個5,000円の高級ミカンを考えてみましょう。

これはあなたのイチゴの競合商品になります。

理由は、顧客はそれらの商品のどれにしようか悩むからです。

5. ブランディング用ウェブサイトやチラシがない

ブランディング用のウェブサイトやチラシはあった方が良いです。

パッケージだけでは情報を伝えられない

イチゴを販売するときに、パッケージだけでは情報を伝えきれません。

そのため、ウェブサイトやチラシがあった方が良いです。

ウェブサイトは販売用のECサイトとは別に、ブランディングのサイトやページを用意するのがおすすめです。

ブランディングと販促は別物で両立が難しいからです。

世界観や情報を表現する

ウェブサイトやチラシで、そのイチゴの世界観や情報を伝えましょう。

文章だけではなく、写真や映像、人の表情などを使いましょう。

  • どんな地域で育てられたのか?
  • どんな人が育てたのか?
  • どんな気持ちで育てたのか?
  • どんな施設で育てられたのか?
  • どんな品種なのか?
  • どんなイチゴなのか?
  • どんな味なのか?
  • どんなこだわりがあるのか?
  • どんな用途に合っているのか?

6. インパクトがない

ブランドイチゴ戦国時代を勝ち抜くためには、インパクトが大切です。

過剰な点、ずば抜けた点が必要

ブランドイチゴは多すぎるほどあります。

数あるブランドイチゴの中で認知を獲得するためには、飛び抜けた特徴が必要です。

  • 大きすぎる
  • 甘すぎる
  • 希少すぎる
  • 柔らかすぎる

意外性が必要

インパクトを作るためには、意外性が大切です。

  • ジューシーすぎて、飲めるイチゴ!
  • イチゴ嫌いでも食べられる、サッパリしたイチゴ!
  • サラダ専用イチゴ!
  • 元サッカー選手が作ったイチゴ!

話題性が必要

注意を引き付けるためには、話題性も必要です。

  • 日本初の◯◯のイチゴ!
  • 日本一の◯◯なイチゴ!
  • 芸能人の◯◯も食べたイチゴ!
  • 人気テレビ番組の◯◯で取り上げられたイチゴ!

7. 用途がはっきりしない

ブランドイチゴのコンセプトでは、用途が大切です。

普通のイチゴの用途は自分で食べる用

スーパーで売っている普通のイチゴの用途は、自分や家族で食べることです。

そのため、「安くて美味しいイチゴ」が求められています。

しかし、ブランドイチゴの多くは、用途が普通のイチゴとは違います。

女性の自分へのご褒美

ブランドイチゴの中には、女性が自分へのご褒美として買う用途があります。

例えば、5,000円から1万円くらいの価格帯が多く、かわいいパッケージが好まれます。

イチゴの高級スイーツやアフタヌーンティーが競合になります。

これは果物が好きではない男性には理解ができないかもしれません。

お酒が好きな男性なら、「自分の誕生日に普段よりも良いウイスキーやビールを買うこと」と同じだと考えて下さい。

ビジネスや知人に贈る贈答品

ブランドイチゴは、ビジネス関係者や知人に贈る贈答品という用途もあります。

お歳暮や入院している方への手土産などがあります。

競合は、メロンやデコポン、さくらんぼ、お菓子詰め合わせなどです。

価格帯は1万円から3万円くらいが多いです。

その場で食べる手土産やインバウンド向け

その場で食べるイチゴの需要もあります。

パーティーなどに手土産として持っていったり、インバウンド旅行者が立ち食いしたり、ホテルで食べます。

この場合は食べやすいパッケージが好まれます。

8. 競合優位性がはっきりしない

競合優位性の理解が大切です。

他のブランドイチゴではなくコレを選ぶべき理由は?

競合優位性を簡単にいうと、このブランドイチゴを選ぶ理由です。

日本にはブランドイチゴが山程あります。

その中で、わざわざあなたのブランドイチゴを選ぶべき理由は何ですか?

  • なぜ、博多あまおうではダメですか?
  • なぜ、とちあいかではダメですか?
  • なぜ、あまりんではダメですか?
  • なぜ、いちごさんではダメですか?

競合優位性を顧客に伝える

この競合優位性は顧客に伝わらないと意味がありません。

パッケージ、ウェブサイト、チラシなどで顧客に「このイチゴを選ぶべき理由」を伝えましょう。

9. クチコミがない

現代社会では、クチコミは強い力を持ちます。

通販サイトのクチコミ

通販サイトでブランドイチゴを販売する場合、クチコミは強い力を持ちます。

例えば、高級果物専用店のウェブサイトや、ふるさと納税のウェブサイトがあります。

高評価が多いブランドイチゴは人気になりますし、クチコミがないと売れにくくなります。

SNSのクチコミ

若い世代向けの商品の場合は、SNSのクチコミも大切です。

「◯◯というイチゴが売っていたけど、△△すぎて面白い!」というクチコミが広がります。

高齢者のリアルのクチコミ

高齢者向けの商品の場合は、リアルのクチコミも大切です。

「◯◯というイチゴをお歳暮でもらったけど、すごく美味しくて感動した!」のような言葉が購買に繋がります。

10. 権威性がない

ブランドイチゴには権威性も合った方が良いです。

いちごグランプリ受賞

最近は「いちごグランプリ」がいくつかの団体により開催されています。

そのような大会で賞を受賞すると、売上が伸びます。

理由はイチゴに権威性がつくからです。

高級果物店や百貨店で販売されている

高級果物店や百貨店で販売されていると、権威性がつきます。

営業活動をするときには、ブランドの特徴を伝えるようにしましょう。

まとめ イチゴのブランディングの失敗

今回はイチゴのブランディングが失敗する理由を10個紹介しました。

ブランドイチゴを作りたいと考えている方は参考にして下さい。

こんなお悩みはありませんか?

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