
「イチゴで新規就農したいけど、どの県で始めるとチャンスかな?」と疑問に思っていませんか?
イチゴは47都道府県すべてで商業栽培されていますが、都道府県ごとに産出額は大きな差があります。
いちごの産出額が小さな県、要するにまだイチゴ農園がほとんどない県もあります。
今回は都道府県別のいちごの産出額ワースト10県を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
データは、令和5年の農林水産省の統計データ(主要農産物の産出額)を使用しています。
38位 島根県8億円
島根県のイチゴの産出額が小さい理由です。
- 冬の晴天日が少なく、日射不足
- 夏は暑い
- 人口が少ない
- イチゴの生産量が多い九州が近く、九州産イチゴが流通する
39位 岩手県7億円
岩手県のイチゴの産出額が小さい理由です。
- 冬の最低気温が低く、燃料費が高額になる
- 人口が少ない
- イチゴの生産量が多い宮城県が近く、宮城県産イチゴが流通する
40位 大阪府6億円
大阪府のイチゴの産出額が小さい理由です。
- 奈良県などのイチゴの生産量が多い県からイチゴが流入する
- 関西圏は九州産イチゴが流通する
- 農地が少ない
41位 秋田県5億円
秋田県のイチゴの産出額が小さい理由です。
- 冬の最低気温が低く、燃料費が高額になる
- 冬の晴天日が少なく、日射不足
- 人口が少ない
- イチゴの生産量が多い宮城県が近く、宮城県産イチゴが流通する
42位 鳥取県5億円
鳥取県のイチゴの産出額が小さい理由です。
- 冬の晴天日が少なく、日射不足
- 夏は暑い
- 人口が少ない
- イチゴの生産量が多い九州が近く、九州産イチゴが流通する
43位 東京都4億円
東京都のイチゴの産出額が小さい理由です。
- イチゴの生産量が多い栃木県や茨城県、千葉県が近く、関東産イチゴが流通する
- 九州や静岡県など全国からイチゴが流入する
- 農地が少ない
44位 富山県2億円
富山県のイチゴの産出額が小さい理由です。
- 冬の晴天日が少なく、日射不足
- 人口が少ない
45位 福井県2億円
福井県のイチゴの産出額が小さい理由です。
- 冬の晴天日が少なく、日射不足
- 人口が少ない
46位 沖縄県1億円
沖縄県のイチゴの産出額が小さい理由です。
- 亜熱帯性気候で、イチゴの促成栽培に向かない
- 最低気温が高いので、収穫できる期間が短い
- 最低気温が高いので、糖度が低い
- 強い台風が上陸するので、耐候性ビニールハウスが必要でコストが大きい
- 熱帯フルーツが特産品で人気
47位 石川県1億円
石川県のイチゴの産出額が小さい理由です。
- 冬の晴天日が少なく、日射不足
- 人口が少ない
まとめ
まとめると、イチゴの産出額が少ないのは以下の地域です。
- 東北
- 北陸
- 山陰
- 大都市
- 亜熱帯地域
産出額ワースト10県のグラフはこちらです。

ワースト10県の地図はこちらです。

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