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企業の農業参入で、「イチゴを育てようかな〜、どうしようかな〜」と考えていませんか?

企業の農業参入の作物はいろいろありますが、中でもイチゴを選ぶ企業が多く人気です。

なぜ、企業はイチゴを選ぶのでしょうか?

イチゴは短所もありますが、それを上回る長所があるからです。

農業参入を検討されている企業の方で、「イチゴにしようかな…他の作物にしようかな...?」と悩んでいる方は、ぜひイチゴにしましょう。

この記事を最後まで読むと、農業参入するときにイチゴを選ぶメリットや、他の企業がイチゴを選ぶ理由を理解でき、貴社の農業参入を成功に導けます。

1. イチゴは市場規模が大きい

せっかく農業参入するなら、市場規模が大きく成長性がある農作物を選択したい企業が多いです。

イチゴの市場規模は農作物の中でトップクラスに大きい

イチゴの市場規模は農作物の中でトップクラスに大きいです。

一種類の農作物としては、最大の市場規模です。

いちご狩りや加工品も人気

さらに、いちご狩りという観光農園も人気です。

イチゴジャムやイチゴバター、フリーズドライイチゴのチョコレートなど加工品も人気です。

市場規模のライバルはトマトやブドウ

市場規模のライバルは、大玉トマトとミニトマトを合わせたトマト類です。

大玉トマトの市場規模は小さくなっていますが、ミニトマトの市場規模が伸びています。

また、シャインマスカットなどのブドウ類の市場規模が伸びています。

2. イチゴは単価が高い

せっかく農業参入するなら、安い物をたくさん作るのではなく、高い物を作りたいと考えますよね。

イチゴのキロ単価はトップクラスに高い

イチゴの市場卸売価格は、キロ単価で冬春は2,000円で、夏秋は3,000円程度です。

このキロ単価は農作物の中では、トップクラスに高いです。

単価は10年以上, 安定的に上昇している

イチゴのキロ単価は10年以上、毎年少しずつ上昇しています。

イチゴの価格は年単位で見ると、非常に安定しており、暴落するリスクが他の作物よりも小さいです。

単価のライバルはさくらんぼや国産希少品

単価が高い農作物といえば、さくらんぼです。

他にも、国産品が希少なコーヒーやバナナ、アボカド、コショウ、バニラなどの熱帯作物も単価は高いです。

しかし、需要量が少なく流通量も極わずかしかないので、市場規模はとても小さいです。

3. いちご狩りで観光農園化できる

イチゴの魅力といえば、いちご狩りで観光農園化できることです。

いちご狩りという最強のビジネスモデル

イチゴの販売方法はたくさんありますが、いちご狩りが最強です。

いちご狩りができるのであれば、いちご狩りをするべきです。

人件費が節約でき販売単価が上がる

いちご狩りを選ぶと、収穫やパック詰めがいらないので人件費を大幅に節約できます。

パック詰めしてJAに出荷するよりも、いちご狩りをした方が販売単価も高いです。

いちご狩りは経費を削減して、売上を上げられます。

集客や接客が必要で飲食店に近い

しかし、いちご狩りはお客さんを集客する必要があります。

お客さんが来てくれたら接客も重要です。

綺麗なトイレも必要です。

リピート率も大切で、飲食店に近いビジネスです。

4. 日本が世界一の品質で外国人にも人気

日本のイチゴが世界一美味しいので、ビジネスの可能性が世界レベルに広がります。

日本のイチゴが世界で一番美味しい

日本のイチゴの生産量は、世界の中ではトップ10にも入りません。

そのため、生産量や面積あたりの生産効率では日本のイチゴは世界の上位ではありません。

しかし、イチゴの味については、日本のイチゴが世界一です。

インバウンド観光客や輸出で人気

そのため、日本を訪問するインバウンド観光客は日本でイチゴをたくさん食べます。

日本産イチゴを海外輸出するビジネスも急増しています。

イチゴの海外輸出が増えている理由は、こちらの動画で解説しています。

韓国や中国に日本のイチゴ品種が流出

しかし、日本のイチゴ品種はすでに韓国や中国に流出しています。

その品種を品種改良に使い、韓国や中国では日本品種由来の独自品種を作っています。

そして、そのイチゴを日本や東南アジアに輸出しています。

5. イチゴはブランド化しやすい

農作物のブランド化を目指している企業にとって、イチゴは理想的な農作物です。

ブランドで選ぶ農作物は珍しい

スーパーに行ったときに、ブランド名で農作物を選ぶことは珍しいです。

キャベツはキャベツ、タマネギはタマネギ、ミカンはミカンですよね。

しかし、イチゴは「あまおう」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「いちごさん」などのようにブランド名で選びます。

高級ブランドイチゴは贈答品(嗜好品)

中でも桐の箱に入った大粒イチゴのような高級ブランドイチゴは、嗜好品のレベルです。

お得意先やお世話になった人に贈答品として贈るケースが多いです。

ブランドイチゴ多すぎ問題

ただし、世の中にブランドイチゴが多すぎませんか?

あまりにもブランドイチゴが乱立していて、本当に価値があるイチゴがわからなくなっています。

6. イチゴは契約販売や直接販売がしやすい

農作物といえばJA出荷ですが、イチゴは自社で販売を行いやすいです。

イチゴはスーパーやケーキ屋さんに売りやすい

イチゴはスーパーやケーキ屋さんと契約販売をしやすいです。

イチゴは需要が高く鮮度が悪化しやすいため、生産者から直接納品できれば鮮度が良いからです。

また、農作物は量を揃えることも大切ですが、イチゴは味の重要性が高いからです。

直売所や道の駅, 直販もできる

イチゴの販売先は直売所や道の駅もあります。

消費者に自社の直売店や直販サイトなどを経由して、直販することもできます。

営業や価格交渉, クレーム対応, 売れ残りリスクもある

ただし、JAなどの出荷しない場合は、営業や価格交渉、クレーム対応を自社で対応する必要があります。

中間流通が担っている役割を自社で担う必要があり、人件費が増えて、責任やストレスが増えます。

また、イチゴが売れ残ったり、返品されるリスクもあります。

7. 小さな農地で経営が成り立つ

イチゴの特徴は小さな農地で経営が成り立つことです。

面積あたりの売上がトップクラスに大きい

イチゴは農作物の中で、面積あたりの売上がトップクラスに大きいです。

栽培と販売の両方がうまくいけば、1,000㎡の売上が1,000〜1,500万円程度は期待できます。

農地が小さくても経営が成り立つので都市近郊向け

イチゴは農地が小さくても経営が成り立つので、都市近郊に向いています。

小さな農地しかない場所でも経営が成り立つので、いろんな場所で開園できます。

広い農地がある場合にはもて余す

逆に、広い農地を所有していてそれを使用しないといけない場合は、農地をもて余します。

耕作放棄地や荒廃農地を農地にしたい場合も、イチゴ農園で農地を増やす効果はほとんどありません。

8. イチゴはスイーツに利用できる

ケーキといえばイチゴ、スイーツといえばイチゴです。

ケーキといえばイチゴのショートケーキ

ケーキといえば、イチゴのショートケーキですよね!?

ケーキ屋さんやカフェにはイチゴのショートケーキが欠かせません。

そのため、ケーキ用のイチゴのニーズは大きいです。

スイーツのフルーツはイチゴが一番人気

いろんなスイーツにいろんなフルーツ味がありますが、一番人気はイチゴ味です。

いちご大福、いちごクレープ、いちごアイス、いちごソフトクリーム、いちごパフェ、いちごチョコレートなどなど。

スイーツ用のイチゴの需要も大きいです。

シャインマスカットも強い

ただし、最近はシャインマスカットの人気も強いです。

シャインマスカットのケーキやスイーツが増えています。

9. 高設栽培は作業姿勢が楽

イチゴの高設栽培は、作業姿勢が楽です。

高設栽培は立ったまま作業できて楽

土耕栽培は作業姿勢が辛いですが、高設栽培は作業姿勢が楽です。

まっすぐ立ったまま作業ができるので、一日中働いても土耕栽培よりも疲れません。

パートなどの労働者も集めやすい

土耕栽培よりも高設栽培の方が作業姿勢が楽なので、パートなどの労働者を集めやすいです。

最近は労働者不足が深刻なので、人が集めやすいことは重要です。

高設栽培は初期投資が大きい

ただし、高設栽培は土耕栽培よりも初期投資が大きいです。

資金繰りが悪化し、投資回収年数が長くなります。

10. 養液栽培はマニュアル化が楽

イチゴは養液栽培をすることができ、マニュアル化がしやすいです。

養液管理はマニュアルできる

養液栽培は液体肥料を一日に数回流し、イチゴを育てる方法です。

土耕栽培とは違い、養液栽培は肥料や水の管理をデータ化でき、マニュアル化がしやすいです。

養液管理は自動化できる

養液管理は機械を使うので、大部分の作業を自動化できます。

肥料や水を流す作業はタイマーやセンサーを使うので、省力化できます。

初期投資が大きい

ただし、養液栽培は初期投資が大きいです。

液肥混入機や制御システムが必要です。

11. データを活用したスマート農業がしやすい

イチゴはデータを活用したスマート農業がしやすいです。

養液管理や環境制御のデータ化

養液管理や環境制御は、センサーやシステムを使うことでデータ化できます。

養液管理は肥料や水の管理、環境制御はハウス室温や二酸化炭素濃度などです。

データ分析をして栽培を改善できる

データをそのまま眺めていても意味がありませんが、データ分析をすることで栽培の問題が見つかります。

その問題を改善することで、イチゴの収穫量が増えていきます。

農薬散布ドローンや自動運転トラクターは使えない

ただし、スマート農業の代表格である農薬散布ドローンはイチゴ栽培には不要です。

また、自動運転トラクターもイチゴ栽培には不要です。

12. 一年目からたくさん収穫できる

イチゴの高設栽培なら一年目からたくさん収穫できます。

果樹は3年以上待つ, 露地栽培の土作りも3年以上

果樹は苗木を育てたり、苗木を畑に植えてから実を収穫できるまで、3〜5年ほどかかります。

露地栽培で野菜を育てる場合は、その良い土作りに3年以上かかる場合が多いです。

イチゴの高設栽培なら一年目からたくさん収穫できる

イチゴは苗を植えてから2ヶ月ほどで収穫が始まります。

イチゴの高設栽培なら土作りが不要で一年目からたくさん収穫できます。

素人が栽培すると失敗するリスクが高い

ただし、イチゴは栽培が難しいので、素人が栽培すると失敗するリスクが高いです。

農業参入のイチゴ農園では、多くの農園がイチゴの栽培に失敗しています。

13. ハウス栽培なので自然災害の被害を受けにくい

イチゴはハウス栽培なので、自然災害の影響を受けにくいです。

ハウス栽培なら大雨や強風, 霜から野菜を守れる

露地栽培の野菜や果樹、水稲は、大雨や強風、霜などの被害を直接受けます。

ハウス栽培なら自然災害の影響を受けにくいです。

露地栽培と比べてハウス栽培はリスクが小さい

「露地栽培は博打」という方もいるくらい、露地栽培はリスクが高い栽培方法です。

ハウス栽培は露地栽培と比べると、圧倒的にリスクが小さいです。

ハウス栽培は初期投資が大きい

ただし、ハウス栽培は初期投資が大きいです。

ハウスの資材費や建設費用は年々値上がりしていて、経営を圧迫します。

14. イチゴは印象が良いので企業のイメージアップ

イチゴを嫌いな人は稀で、イチゴ農園を経営すると企業のイメージアップに繋がります。

イチゴ農園は企業のイメージアップに繋がる

一般企業がイチゴ農園を経営する目的の一つに、企業のイメージアップがあります。

例えば、新卒が集まりにくい業界や業界イメージがよくない場合は、イチゴ農園でイメージアップを図ります。

従業員, 取引先, 地域住民の印象が良くなる

「イチゴ農園を経営している」と聞くと、従業員や取引先, 地域住民などの印象が良くなります。

なんとなく良い会社っぽいイメージがつくからです。

農業事業の赤字を既存事業の利益で穴埋めする場合が多い

しかし、イメージアップのために運営しているイチゴ農園は赤字のケースが多いです。

赤字の言い訳として、「イメージアップのために運営している」と言っているケースもあるでしょう。

そのため、農業事業の赤字を既存事業の利益で穴埋めし、農業参入から数年後には農業事業を縮小するケースが多いです。

15. イチゴは集客力があり地域活性化に役立つ

イチゴは集客力があり地域活性化に役立つ、とても貴重な農作物です。

イチゴはいちご狩りやスイーツなど集客力がある

イチゴはいちご狩りやスイーツなど集客力があります。

子ども、女性などいろんな人を引き付ける魅力がある農作物です。

そんな農作物はイチゴの他にありますか?

地域活性化に役立つ強い武器

そのため、イチゴを活用して地域活性化に取り組む事例が多いです。

廃校の校庭を利用してイチゴ農園を開く、道の駅やサービスエリアにイチゴ農園を併設させる、地元のカフェとコラボしてイチゴ農園にカフェを併設させる、イチゴのビールやワインを作り地元のレストランで提供する、イチゴをふるさと納税の返礼品にするなどなど。

日本中にイチゴ農園があり競合が多い

ただし、すでに日本中にイチゴ農園があり、イチゴ農園はまったく珍しい物ではありません。

競合になるイチゴ農園もたくさんあります。

まとめ 企業の農業参入でイチゴを選ぶべき理由

今回は企業の農業参入でイチゴを選ぶべき理由を15個、説明しました。

企業の農業参入の作物として、イチゴは有力な候補になります。

他の農作物と比較しても、イチゴの魅力は圧倒的です。

ただし、イチゴには欠点もあるので、欠点とも向き合い対策を講じましょう。

「イチゴを選ぶべきではない理由」という反対側の意見もまとめてあるので、ぜひご確認ください。

企業の農業参入でイチゴを選ぶべきではない15個の理由【いちごの弱み】

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