「イチゴの植物工場にはどんなLEDが良いのだろう…」と悩んでいませんか?
- イチゴの植物工場で光源に必要な条件
- イチゴの植物工場で使われている光源
- イチゴの植物工場でおすすめのLED
このようなことに興味がある人は、ぜひ最後までお読みください。
イチゴの植物工場の光源はLEDライト
イチゴの植物工場で使われている光源は、LEDライトが多いです。
昔は蛍光灯が多かったですが、蛍光灯が生産中止になったため、LEDに代わりました。
LEDの形状の種類は、板型や蛍光灯型があります。
イチゴの植物工場に必要な光源の条件
イチゴの植物工場に必要な光源の条件はこちらです。
- イチゴが光合成ができる波長域の光を出す(400〜700nm)
- イチゴが光合成できる強さの光を出す(葉の上で2〜3万ルクス程度)
- イチゴの熟度を見分けられる色の光を出す(白色)
- 作業員の気分が悪くなる色の光を出さない(紫色など)
- イニシャルコストが安い
- ランニングコストが安い(消費電力が小さい)
- 耐用年数が長い
- 発熱が少ない
- 故障が少ない
- 生産が継続しており、安定的に供給される
LEDの高さを調節する仕組みがおすすめ
LEDとイチゴの栽培槽の間の距離(LEDの高さ)を変えられる仕組みがおすすめです。
理由は、LEDとイチゴの葉の距離が近いほど葉が受け取る光が強くなり、光合成が盛んになるからです。
しかし、イチゴの草丈は成長段階で変わっていきます。
最初は草丈は5cmほどですが、大きく育つと草丈は30cm以上になります。
そのため、LEDの高さを調整できた方が光合成の効率が良くなります。
イチゴの植物工場におすすめのLEDライト
イチゴの植物工場におすすめのLEDライトを紹介します。
LEDライトの色は白色がおすすめ
色は、白色がおすすめです。
理由は白色には光合成に必要な波長域がバランス良く含まれているからです。
また、イチゴの熟度(赤色)を見分けるときに見分けやすくなります。
もし赤色や青色などの色のLEDを使うと、イチゴの熟度を見分けるのが難しくなります。
LEDライトの形状は蛍光灯型がおすすめ
LEDライトの形状は蛍光灯型がおすすめです。
蛍光灯型は接続が楽だからです。
また、イチゴの栽培槽は長細い形状が多いので、蛍光灯型だと効率よく設置できます。
コストが安い海外製品がおすすめ
LEDは国内メーカーの物は高品質ですが、コストが高いです。
中国や韓国、台湾などの海外製品はトラブルが起きやすいですが、コストが安いです。
試験的に栽培する場合は、トラブルが起きにくい国内メーカーでも良いと思います。
海外製品のトラブルは以下のようなことが発生しやすいです。
- 初期不良品の割合が高い
- 耐用年数以内で故障する可能性が高い
- 突然、生産中止になり同じ製品が入手できなくなる
- ロットによって性能の差がある
- カタログ通りの性能を発揮しない(波長域や光量が実際は違う)
ミニ植物工場の作り方
ミニ植物工場の作り方は、こちらの動画で紹介しています。
イチゴの植物工場におすすめのLEDまとめ
イチゴの植物工場には、LEDなどの光源が欠かせません。
イチゴの植物工場を作りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
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