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「いちご栽培でチップバーンやガク枯れが発生して困ったな…」と思っていませんか?

  • いちごの促成栽培でチップバーンやガク枯れが多発する
  • いちごの夏秋栽培でチップバーンやガク枯れが多発する
  • 毎年、同じ時期にチップバーンが起きる
  • 初めてガク枯れが起きて原因がわからない
  • チップバーンを予防したい
  • そもそもチップバーンやガク枯れが何かわからない

このような方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事を読むと、チップバーンやガク枯れの原因や対策を把握でき、チップバーンやガク枯れを予防することができます。

いちごのチップバーン・ガク枯れとは

まず、いちごのチップバーン、ガク枯れについて基本的なことを説明します。

いちごのチップバーンとは

チップバーンとは、いちごの新葉の縁が枯れたり、変色したり、焼ける生理障害です。

症状が酷いと葉がきれいに広がらない場合もあります。

その結果、葉面積が小さくなり、光合成が抑制されます。

特に冬に発生しやすいです。

古い葉の縁が変色したり、枯れる現象はチップバーンではありません。

それは葉の老化です。

老化の場合は、新しい葉ではなく、古い葉で縁が枯れます。

葉全体が変色したり縮れている場合はチップバーンではありません。

ホコリダニの寄生か、チャノキイロアザミウマの寄生か、農薬や葉面散布剤による薬害です。

いちごのガク枯れとは

ガク枯れとは、いちごのガク(ヘタ)の部分が焼けたり、枯れる生理障害です。

果実には異常は起きません。

ヘタの見た目が悪くなるため、「高級いちご」としては販売できなくなり、商品価値が下がります。

特に冬や春に発生しやすいです。

ガク枯れは「額枯れ」「ガク焼け」や「ヘタ枯れ」「ヘタ焼け」など人によっていろんな呼び方があります。

ガクにカビが生えた場合や赤色に変色した場合は、ガク枯れではありません。

それは灰色かび病です。

灰色かび病の場合は、果肉部分にもカビが生えます。

チップバーンとガク枯れの原因は共通

チップバーンやガク枯れの原因はだいたい共通しています。

チップバーンだけ発生したり、ガク枯れだけ発生する場合もありますが、両方が発生する場合もあります。

いちごのチップバーンやガク枯れの原因

次にいちごのチップバーンやガク枯れの原因を説明します。

品種により発生しやすが違う

チップバーンやガク枯れは品種により発生しやすさが違います。

そのため、同じビニールハウスで同じ肥培管理や環境制御をしていても、品種によって発生する品種としない品種があります。

カルシウム不足

直接的な原因はカルシウム不足です。

カルシウムは植物の新しい組織で必要としますが、移動しづらいので不足しがちです。

新しい葉やガクは、植物の新しい組織なのでカルシウムを必要としています。

そのためカルシウム不足が起きると、チップバーンやガク枯れが発生します。

窒素過多

肥料の窒素が多いとカルシウムの吸収が阻害されて、カルシウム不足が起きやすいです。

その結果、チップバーンやガク枯れが多くなります。

窒素が多いほど収穫量が多くなり、果実が大きくなるので窒素過剰になりやすいです。

そのため、チップバーンやガク枯れもよく起きます。

水不足による乾燥

潅水が不十分で培地や土壌が乾燥状態にあると、カルシウム不足が起きやすいです。

カルシウムは水とともに各機関に輸送されるためです。

例えば、灰色かび病を予防するためや果実糖度を高くするために、潅水を控える場合があります。

その場合にチップバーンやガク枯れが起きやすいです。

なり疲れによる根量低下

収穫が始まると着果負荷がかかり、根量が低下します。

根量が低下すると、カルシウムや水などの吸収が減り、欠乏しやすくなります。

その結果、チップバーンやガク枯れなどの生理障害が発生します。

温度変化による湿度変化

ビニールハウス内のハウス室温が大きく変動すると、それに伴って湿度も大きく変動します。

冬の夜間に温度が3℃程度まで下がり湿度が高くなると、葉やガクに結露が発生します。

昼にハウスを閉め切ると温度が30℃程度まで上がり湿度が下がり、乾燥状態になります。

このような湿度が大きく変動する条件だと、チップバーンやガク枯れが起きやすいです。

曇天からの晴天(天候変動)

冬に曇天が続くと温度が低く、湿度が高い状態が続きます。

その後、天気が変わり急に晴天になると、温度が上がり湿度が下がります。

また、強い日射が葉やガクに当たります。

そうすると、チップバーンやガク枯れが起きやすいです。

いちごのチップバーンやガク枯れの対策(予防策)

次にチップバーンやガク枯れの対策を紹介します。

カルシウムの施肥

土耕栽培で、もし土壌に施した固形肥料の元肥にカルシウムが含まれていない場合は、カルシウムを与えましょう。

高設栽培で、もし液体肥料にカルシウムが含まれていない場合は、カルシウムを与えましょう。

カルシウムの葉面散布

カルシウム不足が起きていて、応急処置としてチップバーンやガク枯れを軽減したい場合は、カルシウムを葉面散布しましょう。

窒素肥料を減らす

窒素が多すぎるとカルシウムの吸収を阻害するので、窒素肥料を減らしましょう。

土耕栽培なら元肥の窒素肥料を減らしてください。

高設栽培なら液体肥料のECを下げてください。

着果負荷を減らす

収穫が始まってからチップバーンやガク枯れが酷くなる場合は、根量低下の影響が考えられます。

摘花をして着果負荷を減らしましょう。

潅水を増やす

灰色かび病の予防や高糖度化のために潅水量を減らしている場合は、潅水を増やしましょう。

水不足で乾燥していると、カルシウムの吸収が減り、カルシウム不足になります。

温度変化を減らす

温度変化が大きいとその影響で湿度変化が大きくなります。

夜間の温度を上げて、昼間の温度を下げましょう。

湿度変化を減らす

ハウス内の湿度変化が大きいとチップバーンやガク枯れが起きやすいです。

潅水や散水、ミスト、加温機、温度管理で湿度変化を小さくしましょう。

いちご栽培でチップバーンやガク枯れが起きた対処

最後に、いちご栽培でチップバーンやガク枯れが起きた場合の対処方法を紹介します。

チップバーンが起きた新葉を取らない

チップバーンが起きてもその葉は取らずに残しましょう。

新葉を取ると光合成が減るためです。

新しい葉は光合成が活発なので大切。

ちなみにチップバーンが起きた葉にカルシウムを葉面散布しても、そのチップバーンは治りません。

ガク枯れが起きた実を取らない

基本的にはガク枯れの果実はそのままにして収穫するのがおすすめです。

高級品には不向きですが、一般的な生食用なら出荷できます。

奇形果や小粒の場合は取りましょう。

カビが生えた場合は灰色かび病なので取りましょう。

ちなみにガク枯れが起きたヘタにカルシウムを葉面散布しても、そのガク枯れは治りません。

チップバーンやガク枯れの原因を特定

説明してきた通り、チップバーンやガク枯れの原因はいくつかあります。

今回のチップバーンやガク枯れの原因が何か、特定しましょう。

そして、その原因を解決しましょう。

まとめ

今回はいちごのチップバーンやガク枯れの原因と対策を紹介しました。

チップバーンやガク枯れが起きると、光合成が抑制されたり、いちごの商品価値が下がります。

原因を特定してから対策を講じましょう。

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