
イチゴで新規就農したいけど、どんなニーズがあるのかな?と不安になっていませんか?
ビジネスは顧客から考えることが成功するコツです。
マーケットインとも言います。
今回はイチゴのニーズを6個、紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
1.自宅で食べる用
- スーパーや道の駅で売っているイチゴ
- ふるさと納税のイチゴ
顧客は自宅で食べるイチゴは、コスパを重視します。
安くて美味しいイチゴが有利です。
例えば、JA経由で全国に流通している「栃木県産のとちあいか」です。
2.人にあげる用
- 百貨店のデパ地下で売っているイチゴ
- 果物専門店のイチゴ
ギフトなので1万円や2万円など、相場が決まっています。
化粧箱や桐の箱、のしで包んで販売します。
顧客は有名なお店で買うことや、見た目、高い値段を重視します。
例えば、福岡県産の「あまおう」です。
3.菓子製造で使う用
- ケーキ用のイチゴ
- いちご大福用のイチゴ
菓子用なので、イチゴ1個に使える材料費が決まっています。
内容個数が決まっている業務用のくぼみトレーで納品します。
商売のために必要なので、需要が安定しています。
顧客は、綺麗な見た目や材料費に一致する価格、安定供給を重視します。
例えば、夏秋イチゴの主なニーズは菓子用です。
4.いちご狩り
- 観光農園のいちご狩り用
いちご狩り用なので、食べ放題の場合が多いです。
主な顧客は子ども連れのファミリーやカップルです。
顧客は、食べ放題なこと、味が美味しいこと、値段が安いことを重視します。
例えば、都市部に近いイチゴ農園では観光農園が多いです。
5.輸出用
- 東南アジア向けのイチゴ
- アメリカ向けのイチゴ
輸出用なので、日持ちが良く、輸送に耐えられる必要があります。
長距離の輸送に耐えられるように、パッケージも工夫します。
国ごとに残留農薬の基準が違うので、栽培中から使用する農薬を輸出先の基準に合わせる必要があります。
顧客は、日本産、美味しいこと、輸送で傷まないことを重視します。
例えば、九州産や関西産のイチゴは輸出に多く利用されています。
6.インバウンド用
- 観光客が多い地域のスイーツ店
- 観光地のお土産店
特にアジア圏の訪日観光客は、日本のイチゴを食べるのを楽しみにしています。
アジア圏の訪日観光客は、日本産、美味しい、見た目が良く写真映えすることを重視します。
値段は高くても気にしません。
例えば、イチゴが収穫できる時期にインバウンドが多い地域では、インバウンド向けのイチゴが販売されています。
まとめ
いちご農園の事業計画を作るときは、生産者の目線ではなく、顧客の目線で作成しましょう。
いちごのニーズは多様です。
他にも役立つ記事がたくさんあるので、ぜひ読んでみてください。
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