
どうも、株式会社イチゴテックの宮崎です。
日本では、各都道府県が競い合うように新しいいちご品種を開発しています。
福岡県の「あまおう」、栃木県の「とちおとめ」「とちあいか」、静岡県の「紅ほっぺ」、埼玉県の「あまりん」など、全国にはたくさんのブランドいちごがあります。
それぞれの品種が、味や大きさ、収量、栽培のしやすさ、ブランド力などで競争しています。
その様子は、まさに「いちご戦国時代」です。
私はイチゴビジネスの専門家として、普段からいちごの品種改良や栽培、販売、経営などについて考えています。
そんな私ですが、最近NHKの大河ドラマ『豊臣兄弟!』を観た影響で、戦国時代に興味を持つようになりました。
そして、いつものようにいちごについて考えていたところ、ふと思いつきました。
「もし日本のブランドいちごが戦国時代の武将だったら、誰になるんだろう?」
例えば、長年にわたって日本のいちご市場を支配してきた「とちおとめ」は徳川家康ではないでしょうか。
一方、これまでの常識を変える種子繁殖型品種「よつぼし」は、織田信長のような存在かもしれません。
というわけで、今回は日本のいちご25品種を、私の妄想によって戦国時代の武将や有名人25人に例えてみました。
品種の特徴、歴史、全国への普及状況などと、戦国人物の性格や功績を比較しています。
もちろん、これは私の個人的な妄想なので、現実世界ではこれらのいちごと戦国武将はまったく関係ありません。
歴史や品種の特徴はできるだけ踏まえていますが、人物との組み合わせは完全に主観です。
その点は予めご了承ください。
それでは、いちご戦国時代の開幕です!
いざ、出陣!!
プワ〜〜!! プワ〜〜!!(法螺貝の出陣の合図)
1. よつぼしが戦国武将だったら、織田信長!
織田信長は、それまでの常識にとらわれず、新しい戦術や仕組みを取り入れて戦国時代を大きく変えた人物です。
そんな織田信長に例えたいのが、種子繁殖型いちご品種「よつぼし」です。
一般的ないちご品種は、親株から発生するランナーを利用して苗を増やします。
しかし、よつぼしは種子から苗を生産できるという革新的な特徴を持っています。
種子繁殖によって育苗中に炭疽病が発生しづらくなり、親株が不要になり、従来の栄養繁殖とは異なる苗の供給体制を実現しました。
信長が戦国時代の常識を変えたように、よつぼしもいちごの育苗方法に革命を起こした品種です。
いちご業界に革命をもたらしたよつぼしは、織田信長に似ていると思います。
ちなみに、よつぼしは2017年に品種登録された、三重県、香川県、千葉県、農研機構の共同育成品種です。
よつぼしは、日本中で生産されており県限定品種ではないので、農園ごとにブランド化がされています。
2. 章姫が戦国武将だったら、豊臣秀吉!
豊臣秀吉は、低い身分から出世して天下人にまで上り詰めた人物です。
人の心をつかむのが上手だったというイメージもあります。
そんな豊臣秀吉に例えたいのが、静岡県で誕生した「章姫」です。
章姫は細長い果形と、酸味が少なく甘さを感じやすい食味が特徴です。
酸味が少ないので酸っぱい味が苦手な子どもなど、老若男女を問わず、多くの消費者から人気を集めてきました。
章姫は静岡県を中心に全国各地へ普及し、海外でも栽培されてきた実績があります。
親しみやすい味で人々の心をつかみ、広い地域へ勢力を拡大した章姫。
人たらしの天才とも呼ばれる豊臣秀吉がぴったりではないでしょうか。
3. 紅ほっぺが戦国武将だったら、豊臣秀長!
豊臣秀長は、豊臣秀吉の弟として天下統一を支えた人物です。
大河ドラマ豊臣兄弟!の主人公です。
兄の秀吉ほど派手ではありませんが、軍事や政治など幅広い分野で能力を発揮した、非常に優秀な人物として知られています。
そんな豊臣秀長に例えたいのが、静岡県で誕生した「紅ほっぺ」です。
紅ほっぺは、甘味と酸味の両方が強く、濃厚な食味が特徴です。
果実も大きく、収量性にも優れています。
甘さで人気を集めた章姫に対して、紅ほっぺは甘味と酸味を兼ね備えた実力派という印象です。
しかも、紅ほっぺは章姫を交配親として育成された品種で、静岡県のいちご産業を長年支えてきました。
豊臣兄弟のように、章姫と紅ほっぺも静岡県のいちご業界を代表する名コンビです。
ちなみに、私が一番好きな品種が、この紅ほっぺです。
4. とちおとめが戦国武将だったら、徳川家康!
徳川家康は戦国時代を生き抜き、江戸幕府を開いて約260年間続く徳川政権の基礎を築きました。
そんな徳川家康に例えたいのが、栃木県で誕生した「とちおとめ」です。
とちおとめは1996年に品種登録され、その後、栃木県だけでなく全国各地へ普及しました。
甘味と酸味のバランスがよく、収量性や輸送性にも優れ、長年にわたって日本のいちご生産を支えてきました。
新品種が次々と登場するいちご業界で、これほど長い期間にわたって大きな勢力を維持した品種は多くありません。
まさに、いちご界の徳川家康です。
特に栃木県が有名な産地ですが、栃木県以外にも全国的に生産されています。
5. とちあいかが戦国武将だったら、徳川家光!
徳川家光は、徳川家康の孫にあたる江戸幕府の3代将軍です。
幕府の支配体制を強化し、徳川政権の基盤を固めました。
そんな徳川家光に例えたいのが、栃木県の新品種「とちあいか」です。
とちあいかは、とちおとめに代わる新しい主力品種として普及が進められています。
酸味が少なく甘さを感じやすいことや、収穫開始時期が早く、大粒で収量性に優れることなどが特徴です。
さらに、ヘタの部分がへこんだハート形に見える果形も特徴的です。
とちおとめが築いた巨大な勢力を、次の時代へと引き継ぐとちあいか。
まさに徳川家康の後を継いで幕府を発展させた、徳川家光のような存在です。
ちなみに、とちあいかはとちおとめの直接の子孫というわけではありませんが、あくまでも栃木県の主力品種としての世代交代を例えています。
6. あまおうが戦国武将だったら、武田信玄!
武田信玄といえば「風林火山」が有名です。
「疾きこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し」という言葉に象徴される武将です。
そんな武田信玄に例えたいのが、福岡県の「あまおう」です。
あまおうの名前には「あかい・まるい・おおきい・うまい」という4つの特徴が込められています。
風林火山に対して、あかい・まるい・おおきい・うまい。
4つの言葉をキャッチコピーに使っていて、なんとなく似ていませんか?
あまおうは大粒で赤色が濃く、全国的な知名度が非常に高い高級ブランドいちごです。
福岡県が育成し、県内を中心に強固なブランドを築いてきました。
全国的な知名度とブランド力の高さも、戦国最強クラスの武田軍を率いた信玄のイメージに重なります。
私は長野県飯田市出身で、武田の支配下だったこともある地域なので、武田信玄が好きです。
7. 越後姫が戦国武将だったら、上杉謙信!
上杉謙信は、越後を本拠地に活躍した戦国時代を代表する名将です。
そんな上杉謙信に例えたいのが、新潟県の「越後姫」です。
越後姫は、香りがよく、甘味が強く、果肉がやわらかいことが特徴です。
果実がやわらかいため、長距離輸送にはあまり向いていません。
そのため、新潟県内での販売が重要な品種となっています。
全国各地へ勢力を拡大するのではなく、地元で高い人気を集める越後姫。
越後を本拠地として独自の勢力を築いた上杉謙信と重なりますね。
8. アイベリーが戦国武将だったら、直江兼続!
直江兼続といえば、兜に掲げられた「愛」の文字が有名です。
そんな直江兼続に例えたいのが「アイベリー」です。
アイベリーは、大粒のいちごとして知られ、1980年代から高級いちごとして注目されてきた品種です。
現在の大粒いちごが普及する以前から、大きな果実を生産できる品種として存在感を示していました。
そして何より、アイベリーの「アイ」という名前が、直江兼続の「愛」の兜を連想させます。
名前だけのつながりですが、これほどわかりやすい組み合わせも珍しいのではないでしょうか。
9. とよのかが戦国武将だったら、毛利元就!
毛利元就は、安芸の一地方勢力から勢力を拡大し、中国地方の大部分を支配する大大名になりました。
そんな毛利元就に例えたいのが「とよのか」です。
とよのかは1980年代から九州を中心とした西日本に広く普及し、日本のいちご産業で一時代を築いた品種です。
甘味が強く、食味に優れ、かつては西日本を代表する主力品種でした。
しかし、その後は「あまおう」や「さがほのか」などの新品種へと主役が移っていきました。
かつて西日本に巨大な勢力を築いたとよのかは、中国地方を代表する大大名だった毛利元就に似ています。
10. 恋みのりが戦国武将だったら、黒田官兵衛!
黒田官兵衛は、豊臣秀吉の天下統一を支えた天才軍師として知られています。
そんな黒田官兵衛に例えたいのが「恋みのり」です。
恋みのりは農研機構が育成した品種で、大粒で収量性に優れ、果実が比較的硬く、日持ち性がよいことなどが特徴です。
また、果実の揃いがよく、収穫や選別作業の省力化にもつながります。
いちご農園の経営では、おいしい果実を生産することだけでなく、いかに効率的に生産し、販売するかも重要です。
恋みのりは、そのような経営上の利点を複数持った品種です。
力任せに戦うのではなく、知略を使って効率よく成果を上げる黒田官兵衛に似ています。
11. 古都華が戦国武将だったら、真田幸村!
真田幸村は、大坂の陣で活躍した戦国時代の人気武将です。
特に、赤い甲冑で統一された「赤備え」が有名です。
真田幸村は、大河ドラマ「真田丸」で主役でしたね
そんな真田幸村に例えたいのが、奈良県の「古都華」です。
古都華は果皮の赤色が濃く、甘味と酸味の両方が強い、濃厚な食味が特徴です。
全国的に大量生産されている品種ではなく、奈良県でしか生産できない品種で、高品質ないちごとして高い評価を受けています。
濃い赤色の果実は、まさに真田幸村の赤備えを連想させます。
巨大勢力ではなくても、強い存在感を発揮するところも共通していますね。
12. 宝交早生が戦国武将だったら、北条氏康!
北条氏康は、関東地方で強大な勢力を築いた後北条氏の3代当主です。
優れた統治能力と防御戦で知られ、小田原城を中心に強固な領国を築きました。
そんな北条氏康に例えたいのが「宝交早生」です。
宝交早生は1960年に品種登録された、非常に歴史の長いいちご品種です。
かつては西日本を中心に広く栽培され、日本のいちご生産を支えてきました。
現在では商業生産の主力品種ではなくなりましたが、家庭菜園では未だに人気な品種です。
新しい品種が登場しても、長年にわたって名前が残り続ける宝交早生。
歴史ある名門の北条氏に似ています。
13. きらぴ香が戦国武将だったら、明智光秀!
明智光秀は、織田信長に仕えていたものの、本能寺の変を起こして歴史を大きく変えた武将です。
そんな明智光秀に例えたいのが、静岡県の「きらぴ香」です。
静岡県では、かつて章姫が大きな勢力を持ち、その後、紅ほっぺが主力品種の一つとなりました。
そこへ、新しい静岡県の主力品種を目指して登場したのが、きらぴ香です。
きらぴ香は果実の光沢がよく、香りや食味に優れ、整った果形などが特徴です。
長年にわたって静岡県のいちご業界を支配してきた章姫と紅ほっぺ。
その勢力図を変えようと登場した、きらぴ香。
既存の権力に挑戦した明智光秀のような存在だと思いませんか?(暗殺は企てていませんが)
ただし、実際にきらぴ香が章姫や紅ほっぺを完全に置き換えたわけではありません。
実際には、3品種とも仲良く共存しています。
14. あまりんが戦国武将だったら、伊達政宗!
伊達政宗は、若くして頭角を現し、東北地方で大きな勢力を築いた人気武将です。
そんな伊達政宗に例えたいのが、埼玉県の「あまりん」です。
あまりんは、とんでもなく甘味が強く、酸味が少ないことが特徴です。
2016年に品種登録された比較的新しい品種ですが、いちごの品評会で優勝を繰り返しそのずば抜けた美味しさが注目され、高級ブランドいちごとして知名度を高めてきました。
栃木県や福岡県のような伝統的ないちご大産地ではない埼玉県から登場し、全国的な人気を獲得しつつあります。
後発ながら強い個性で存在感を高めるあまりんは、若くして勢力を拡大した独眼竜・伊達政宗に似ています。
もし伊達政宗が生まれたのが愛知県だったら歴史はどうなっていたのか?
もしあまりんが栃木県や福岡県に生まれたら、いちご業界はどうなっていたのか?
妄想は止まりませんね…!
15. さちのかが戦国武将だったら、島津義弘!
島津義弘は、数々の戦場で活躍した勇猛な武将です。
関ヶ原の戦いでは、敵中を突破して撤退した「島津の退き口」が有名です。
そんな島津義弘に例えたいのが「さちのか」です。
さちのかは農研機構の前身である研究機関が育成した品種で、果実が比較的硬く、日持ち性や輸送性に優れています。
また、甘味と酸味のバランスがよく、ビタミンC含量が高いことでも知られています。
1990年代から長年にわたって栽培されてきた、実績のある品種です。
果実の硬さや輸送性など、簡単には崩れない強さを持つさちのかは、戦場で粘り強く戦った島津義弘に似ています。
16. かおり野が戦国武将だったら、本多忠勝!
本多忠勝は徳川家康に仕えた猛将で、生涯に数多くの合戦に参加しながら、一度も傷を負わなかったと伝えられています。
そんな本多忠勝に例えたいのが、三重県の「かおり野」です。
かおり野は、いちごの重要病害である炭疽病に対する抵抗性を持つことが大きな特徴です。
さらに、花芽分化が早く、早い時期から収穫しやすいことや、果実の香りがよいことも特徴です。
いちご栽培で炭疽病は非常に厄介な病気ですが、かおり野はその病気に対して強いという能力を持っています。
数多くの戦場を生き抜き、傷を負わなかったと伝えられる本多忠勝にぴったりです。
もちろん、炭疽病に抵抗性があるからといって、絶対に感染しないわけではありません。
しかし、炭疽病にかかりにくいかおり野は、本多忠勝のように頼りになる品種です。
17. おいCベリーが戦国武将だったら、石田三成!
石田三成は、豊臣秀吉に仕えた武将です。
戦場での武勇よりも、政治や行政、兵站などの実務能力に優れた人物というイメージが強いのではないでしょうか。
そんな石田三成に例えたいのが「おいCベリー」です。
おいCベリーは農研機構が育成した品種で、最大の特徴はビタミンC含量の高さです。
もちろん、いちごとしての食味や育てやすさなども重要ですが、おいCベリーには栄養成分という数値で示せる強みがあります。
見た目の華やかさや派手さだけでなく、実用的な能力を持っているところが、実務家として知られる石田三成に似ています。
18. 女峰が戦国武将だったら、長宗我部元親!
長宗我部元親は、土佐から勢力を拡大し、四国の大部分を統一した武将です。
そんな長宗我部元親に例えたいのが「女峰」です。
女峰は1980年代から1990年代にかけて、東日本を中心に広く普及した品種です。
かつては「東の女峰、西のとよのか」と呼ばれるほど、日本のいちご市場で大きな勢力を持っていました。
しかし、その後はとちおとめなどの新品種へと主役が移りました。
一方、女峰は現在でも香川県で栽培されており、ケーキ用などの業務用需要を中心に利用されています。
酸味があり、形が整っていることなどから、いまだに洋菓子用途で評価されている品種です。
かつて広大な勢力を誇り、現在も四国で存在感を残す女峰は、長宗我部元親に似ています。
19. 淡雪が戦国時代の人物だったら、お市の方!
お市の方は織田信長の妹で、戦国時代を代表する美女として知られています。
そんなお市の方に例えたいのが「淡雪」です。
淡雪は一般的な赤いいちごとは異なり、果皮が淡いピンク色になる品種です。
白いちごの一種として扱われることもあり、その上品で美しい外観が特徴です。
果実の見た目からは、どこか繊細で儚げな印象を受けます。
美しさで知られながら、戦国の争乱に翻弄されたお市の方のイメージにぴったりではないでしょうか。
20. 濃姫が戦国時代の人物だったら、濃姫!
濃姫は、斎藤道三の娘で、織田信長の正室として知られる人物です。
そんな濃姫に例えたいのが、岐阜県のいちご品種「濃姫」です。
というより、これは例えるまでもありません!
実際に、いちごの濃姫は、戦国時代の濃姫にちなんで名付けられた品種です。
濃姫は岐阜県で育成され、長年にわたって県内のいちご産業を支えてきました。
甘味と酸味のバランスがよく、果汁が豊富なことなどが特徴です。
今回の25品種の中で、歴史上の人物と品種名が直接一致する、特別な存在です。
21. 初恋の香りが戦国時代の人物だったら、千利休!
千利休は、茶の湯を大成し、日本の文化や美意識に大きな影響を与えた人物です。
そんな千利休に例えたいのが「初恋の香り」です。
初恋の香りは、白いいちごの先駆けとして知られる品種です。
それまで、いちごは赤いものというイメージが一般的でした。
しかし、初恋の香りの登場によって、赤くないいちごにも商品価値があることが広く知られるようになりました。
それまでの常識とは異なる美しさを提案し、新しい価値観を生み出した初恋の香り。
独自の美意識を確立し、日本文化に大きな影響を与えた千利休に似ています。
22. 桃薫が戦国武将だったら、前田慶次!
前田慶次は、常識にとらわれない自由奔放な生き方で知られる「傾奇者」です。
そんな前田慶次に例えたいのが「桃薫」です。
桃薫は農研機構などが育成した、非常に個性的ないちご品種です。
最大の特徴は、一般的ないちごとは異なる、桃のような独特の香り。
さらに、果皮の色も淡く、一般的な赤いいちごとは違って、ピンク色です。
育種方法も特殊で、野生種を利用した種間交雑によって作られた10倍体品種です。
見た目も香りも、育成方法も普通のいちごとは違う桃薫。
まさに、いちご界の傾奇者、前田慶次ですね。
23. 真紅の美鈴が戦国武将だったら、松永久秀!
松永久秀は、戦国時代の中でも特に個性的な人物です。
謀略家や梟雄と呼ばれることが多く、一般的な武将とは異なる、どこか怪しげなイメージがあります。
そんな松永久秀に例えたいのが「真紅の美鈴」です。
真紅の美鈴は、千葉県で育成された品種で、果皮の色が非常に濃いことが特徴です。
その色の濃さから「黒いちご」という名前でも知られています。
果皮だけでなく果肉の色も濃く、一般的ないちごとは異なる独特の存在感があります。
普通の赤いいちごとは一線を画す、黒に近い果実。
戦国時代の異端児として語られる松永久秀に似ています。
ちなみに、松永久秀については後世に作られたイメージも多く、実際の人物像にはさまざまな説があります。
24. スカイベリーが戦国武将だったら、加藤清正!
加藤清正は、勇猛な武将として知られる一方、熊本城などの築城でも有名な人物です。
長く先端が尖った兜をかぶった堂々とした姿も印象的です。
そんな加藤清正に例えたいのが、栃木県の「スカイベリー」です。
スカイベリーは、大粒で果形が整っており、美しい外観が特徴の品種です。
とちおとめとは異なる高級ブランドいちごとして育成されました。
特に、その堂々とした大きな果実には強い存在感があります。
大柄で迫力のある武将というイメージの加藤清正に、ぴったりではないでしょうか。
25. ダナーが戦国武将だったら、今川義元!
今川義元は、駿河・遠江・三河に勢力を広げた強大な戦国大名です。
しかし、桶狭間の戦いで織田信長に敗れ、その生涯を終えました。
そんな今川義元に例えたいのが「ダナー」です。
ダナーはアメリカで育成された品種で、日本にも導入され、かつて日本のいちご生産で大きな勢力を持っていました。
当時は現在ほど日本独自のいちご品種が多くなく、海外から導入された品種も重要な役割を果たしていました。
しかし、その後、日本国内で次々と新しい品種が育成され、ダナーは主力品種としての地位を失っていきました。
かつて強大な勢力を誇りながら、新しい勢力の台頭によって時代が変わったという点が今川義元に似ています。
まとめ:いちご戦国時代の天下人は誰なのか?
今回は、日本のいちご25品種を私の妄想によって、戦国時代の武将や有名人に例えてみました。
実際にやってみると、思った以上に共通点が見つかりました。
長期間にわたって日本のいちご市場を支えてきた「とちおとめ」は徳川家康。
種子繁殖という新しい技術を実用化した「よつぼし」は織田信長。
急速に知名度を高めている「あまりん」は伊達政宗。
そして、これまでの常識とは異なる香りや色を持つ「桃薫」は前田慶次。
このように考えると、いちごの品種改良や普及の歴史も、戦国時代の勢力争いに見えてきます。
かつて天下を取った品種が、新しい品種に主役の座を奪われることもあります。
一方、全国に広く普及しなくても、特定の地域や用途で長く生き残る品種もあります。
また、全国各地では、これから天下を目指す新しい品種が次々と誕生しています。
現在のいちご戦国時代では、まだ天下統一を果たした品種はいないのかもしれません。
それぞれの品種に強みがあり、栽培する地域や販売方法によって適した品種も異なります。
イチゴビジネスの専門家としては、単純に栽培面積や知名度が高い品種が最も優れているとは考えていません。
その地域の気候や栽培方法、販売先、経営方針に合った品種を選ぶことが重要です。
戦国武将にもそれぞれ得意な戦い方があったように、いちご品種にもそれぞれ得意な戦い方があります。
さて、皆さんはどの組み合わせが一番しっくりきましたか?
皆さんなら、有名なブランドいちごが、戦国時代のどの武将だと感じますか?
また、今回紹介しなかった品種の中にも、戦国武将に例えたら面白そうなものがたくさんあります。
ぜひ、皆さんも自分の好きないちご品種を戦国武将に例えてみてください。
最後まで私の妄想にお付き合いいただき、ありがとうございました。
ぜひ、今回紹介したいちごを食べてみてください!
イチゴテックのLINE公式
イチゴテックではLINE公式でもお役立ち情報を無料で発信しています。
特にイチゴ農園の新規開業を検討中の方は、ぜひご登録ください。
イチゴテックのニュースレター
イチゴテックではニュースレター(メルマガ)でもお役立ち情報を無料で発信しています。
こんなお悩みはありませんか?
イチゴビジネスに新規参入したいけど…
◆イチゴ農園を始めたいけど、どうすればいいかわからない…
◆イチゴ農園の事業戦略や事業計画づくりに不安がある…
◆イチゴ農園の設備投資の金額を低く抑えたい…
>>イチゴ農園の新規参入で失敗したくない方はこちらをご覧ください。
イチゴ農園の栽培や経営を改善したい
●イチゴが花を咲かせなくて、収量が下がった…
●イチゴの病気や害虫を抑えられなくて、収量が減った…
●農園の経営が苦しいけど、どうしたらいいかわからない…
>>経営中のイチゴ農園を改善したい方はこちらをご覧ください。
