今回はいちご農園の自社分析について説明します。
- 自社分析って何？
- 自社分析をやる目的は？
- 自社分析はどうやるの？
このような疑問や悩みをお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。
いちご農園の自社分析とは？
自社分析とは、自分の会社について情報を整理することです。
企業の場合は企業グループ全体か企業全体か事業部全体
企業の場合は、大きなグループを形成している企業であれば、企業グループ全体で分析してください。
企業グループ内のリソース（資金・技術・人材・土地・販路）を活用できるからです。
独立した一つの企業で農業に取り組む場合は、企業全体で分析してください。
社内のいろんなリソースを活用できるからです。
企業の中でも、新規事業として既存事業からは独立して立ち上げる場合や、子会社として独立して立ち上げる場合は、農業事業部だけで分析してください。
個人農家の場合は個人や世帯（家族）
農家などの個人事業主の場合には、事業者個人や一緒に仕事をしているメンバーについて考えて下さい。
例えば、夫婦のパートナー、農作業を手伝ってくれる両親や兄弟、友人などです。
就職活動の自己分析と似ている
就職活動をするときに、「自己分析」をした経験がある人が多いと思います。
イメージとしては、自社分析は自己分析のビジネス版です。
いちご農園の自社分析の目的
自社分析をする目的は、自社のことを正しく理解することです。
自社の強み、弱み、リソース（金・人・物・技術・土地・販路）を把握しましょう。
自社のことを正しく把握することで、競合との比較も正しくできるようになります。
自社分析は疎かにされがちですが、実は意外と重要。
この自社分析と競合分析を元にして、経営戦略を練ります。
いちご農園の自社分析の項目
いちご農園の自社分析をするときには、このような項目の情報を整理しましょう。
- 企業としての概要、特徴、強み、弱み、沿革
- 業界内での立ち位置、優位性のポイント
- 所属する人材の特徴と人数、年齢、技術
- 保有する技術の特徴
- 保有する資産（土地、建物、機械など）の特徴、数
- 保有する資金の額、流動性
- 過去・現在・未来に分けてやってきたことややりたいことをまとめる
自社のことを客観的に見るのは難しいので、外部の人から見た意見も取り入れて見て下さい。
いちご農園の自社分析の分析手法
次にいちご農園の自社分析の分析手法を紹介します。
- ブレイン・ストーミング
- KJ法
- SWOT分析
ブレイン・ストーミング
ブレイン・ストーミングは複数名でグループを作り、一つのテーマについてアイデアや情報を出し合う方法です。
これは企業の担当部署のメンバー全員で行うのがおすすめです。
もし担当者が1名しかいない場合は、社内の同期や仲が良い同僚を誘って行ってください。
KJ法
KJ法はブレイン・ストーミングで出た意見をカテゴリごとに分類して、情報を整理する方法です。
これは1名で行ってもいいですが、できればメンバー全員で行うのがおすすめです。
不足している情報が見つかったり、新しいアイデアが出てきたら情報を足しても構いません。
SWOT分析
SWOT分析は内的要因と外的要因に分けて、『強み、弱み、機会、脅威』の4つの項目で情報をまとめる方法です。
これをまとめておくと便利です。
補助金の申請書類でもSWOT分析は大活躍します。
いちご農園の自社分析まとめ
今回は自社分析について説明しました。
競合分析をする人は多いですが、自社分析はきちんとする人が少ないです。
経営戦略を立てるときには、自社のことを正確に把握することが大切。
ぜひ自社分析をしてみてください。
次はいちご農園の経営戦略を立てましょう。
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