今回はいちご農園の市場調査のやり方を説明します。

・市場調査って何?

・市場調査ってどうやるの?

・具体的にどんなメリットが有るの?

このような疑問や悩みをお持ちの方は、ぜひ最後までお読みください。

いちご農園の市場調査とは?

市場調査とは、ビジネスを始める間に行う調査の一つです。

市場調査は「しじょうちょうさ」と読みます。

「マーケット調査」と呼ぶこともあります。

すごくカンタンに説明すると、「どんなお客さんが何人くらい、どこにいるのか?」を調べることです。

なぜ市場調査を行う?

なぜ、市場調査を行うのでしょうか?

ビジネスの基本はお客様のことを理解すること。

お客様が集まって、市場(マーケット)を形成しています。

市場(マーケット)を理解することは、お客様を理解することに繋がります。

なので、いちご農園にとっても市場調査は大切なのです。

いちご農園の市場調査の目的

いちご農園を始めるときに市場調査を行う理由は、主に3つです。

  1. どんなお客さんがいるのかを知るため
  2. お客さんがどこにいるのかを知るため
  3. お客さんが何人くらいいるのかを知るため

この目的のために、いろんな調査方法で市場調査を行います。

いちご農園のマクロ調査とマクロ分析とは?

いちご農園のマクロ調査やマクロ分析とは、マクロの視点で市場調査をすること。

マクロ調査・マクロ分析の意味

マクロの意味は、「広い視点」です。

とにかく広い視点で考える、大きな括りで考える、遠くから眺めてみること。

マクロ調査・マクロ分析の手法

マクロ調査やマクロ分析のために、このようなことをします。

  1. 国連や政府機関、国の統計データを調べる
  2. 農林水産省や経済産業省の統計データを調べる
  3. 都道府県や市町村の統計データを調べる
  4. 住んでいる市町村の人口の将来予測を調べる
  5. いちご農家の軒数の将来予測を調べる
  6. いちごの生産量の将来予測を調べる
  7. 農業白書を読んでみる
  8. 業界紙などで既存の市場規模を調べる

マクロ調査・マクロ分析のポイント

マクロ調査は、1軒のいちご農園に注目するのではなく、日本全体のいちご業界に注目する手法です。

もしくは日本人全体、アジア全体、地球全体の視点も必要ですね。

それくらい広い視野で市場を考えてみましょう。

視点を高くして、鷹の眼(鳥の眼)を意識するのがポイントです。

いちご農園のミクロ調査とミクロ分析とは?

次はいちご農園のミクロ調査やミクロ分析についてです。

ミクロ調査・ミクロ分析の意味

「ミクロ」の言葉の意味は、「狭い視点」です。

とにかく狭い範囲で考える、1軒や一人に注目してみる、ギリギリまで近寄ってみましょう。

いちご農園1軒に注目したり、お客様1名に注目してみます。

ミクロ調査・ミクロ分析の手法

ミクロ調査やミクロ分析のためにこのような調査をします。

  1. 近所のいちご農園へいちご狩りに行ってみる
  2. いちご農家の人に質問してみる
  3. 近所のスーパーマーケットのフルーツ売り場に行ってみる
  4. 近所の百貨店の果物売り場に行ってみる
  5. いちごが好きな友人に質問してみる
  6. いちごを売っているお取り寄せサイトでいちごを買ってみる
  7. ふるさと納税でいちごの返礼品をもらってみる
  8. いちごを買った人に質問してみる

このように1軒のいちご農園や一人のお客様に注目する方法です。

ミクロ調査・ミクロ分析のポイント

お客様一人一人は性格や生活が違うのでいろんな違いがあって、意味がなさそうに思いますよね?

でも、統計データには載っていないリアルな声や生の情報を得ることができます。

なので、いちご農園を開業する前に、1名のお客様と向き合うことが大切なんです。

1名のお客様と向き合うことで、その後ろや周辺にいるたくさんのお客様(マーケット)のことを学べるからです。

いちご農園の市場調査まとめ

今回はいちご農園の市場調査について説明しました。

大きく分けるとマクロ調査とミクロ調査があります。

どちらか片方だけではなく、両方を行うのがおすすめです。

いちご農園を作りたい人は、ぜひマクロな視点とミクロな視点の両方を使い分けて下さい。

次はいちご農園の競合分析をしてみましょう。

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